765GT Rd.3/4 Report

4ヶ月ぶりの765GTは9/12(土)にアメリカンモータースポーツの聖地のひとつ、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(インディアナ州)のロードコースで行われました。

 

予選から実力を発揮したのがカーナンバー1、前年度覇者の軽量が駆るミツボシ童夢HSVでした。前戦からのマシン変更による戦闘力の強化の結果、インフィールド区間での身のこなしで他車を寄せ付けず、オーバル区間の不利さをカバーするドライビングで見事ポールポジション。

決勝も圧巻のドライビングテクニックで、追いつかれる場面こそあれど終始攻めの姿勢を崩さず2連勝という最高の形でモナコ戦の雪辱を果たしました。

 

ポイントランキングはターボ化という形でこのコースにアジャストしたTarget KENWOOD NSXのふしあながここまで4戦連続表彰台と絶好調で首位(34Pt)、9ポイント差でディフェンディングチャンピオンの軽量が追います(4位,20Pt)。

 

このホンダ勢のポイントランキング荒らしに一矢報いたいのがトヨタ勢。WOODONEトムススープラの髑髏(2位,27Pt)、エッソウルトラフロースープラのkurou(3位,21Pt)はそれぞれ他車との接触による後退もありましたが、持ち前の冷静さで着実に上位フィニッシュ。それぞれ次戦もホンダ勢との直接対決で表彰台の頂点を狙います。

 

昨年は惜しくも総合2位で苦汁をなめた今回不参加のパガーニ・ゾンダLMレースカーを駆る大島P(7位,7Pt)や4戦目は不運な接触でノーポイントに終わったAMS Alpha DDoS RacingのAstil(5位,12Pt)も歯車が噛み合えば表彰台も狙える位置。


オーバル区間のダイナミックなスリップストリームバトルが印象的だった今回の765GT Rd.3/4。次のサーキットは一体どこなのでしょうか。サーキット次第でポイントランキングが大きく動く可能性があります。個人的には次戦も首位集団の後ろで熱いバトルを見るのを楽しみにしています。それでは次戦でお会いしましょう。

 

765RacingClub / オリゴ糖

追記:ポイントの集計ミスにより記事を修正。

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